海猿 ウミザル
(C)2004 フジテレビジョン/ROBOT/ポニーキャニオン/東宝
シリーズ第1作。
潜水士には全海上保安官中、わずか1%しかなれない、超難関だ。海難救助の最前線にして、もっとも死に近い職場でもある。それを目指す若者たち14名が、50日に及ぶ厳しい訓練を受けるのだ。仙崎大輔もその1人。大輔は、主任教官の源に工藤とバディを組むように命じられる。マスターライセンスを持つ大輔と違い、工藤は訓練では常に足をひっぱる存在だった。しかし、田舎の漁師たちが、海で死なないようにこの仕事を選んだという工藤の純粋さに、大輔は共感を覚える。そして、2人は数々の訓練を、バディとして協力しあい着実にこなしていく。そんなある日、大輔と環菜は出会う。酔いつぶれ男に絡まれていた彼女を、助けた事がきっかけで、2人は急速に近付いていった。危険度のかなり高い転覆船侵入訓練の日。大輔は工藤の不注意から失神し、病院にはこばれる事態になる。診療を受ける大輔をよそに、工藤はいつのまにか新人ナースのエリカと意気投合していた。訓練オフの日。工藤は、大輔を無理に連れ、エリカそして環菜とダイビングをする。しかし、そのデートに他の訓練生たち12名も、工藤の応援と称してやってくるのだった。大輔と工藤のバディは、確実に訓練生たちの中心となる存在になっていた。しかし、ある日事故が起きてしまった。
- 公開日
- 2004年6月12日(土)
- 監督
- 羽住英一郎
- 撮影
- 佐光朗
- 音楽
- 佐藤直紀
- 出演
- 伊藤英明 加藤あい 藤竜也 伊藤淳史 海東健 香里奈 村田充 深水元基 田中聡元 古畑勝隆 飯沼誠司 恵秀 佐野進也 青木崇高 大口兼悟 斎藤工 青木忠宏 田中哲司 中根徹 國村隼 杏子 朝加真由美 渡辺典子
- 製作年
- 2004
- 製作国
- 日本
- 上映時間
- 120
- INTRODUCTION
- 新人海上保安官14名が、50日間に及ぶ壮絶な訓練の中で育んでいく「信頼と友情、そして愛」を描いた感動大作。原作は、「週刊ヤングサンデー」に連載され大好評を博した佐藤秀峰のコミックである。監督は、「踊る大捜査線 THE MOVIE」「スペーストラベラーズ」に監督補として参加した、羽住英一郎が初メガホンをとった。主人公・仙崎大輔には、ドラマ、映画と着実にその活躍の場を広げている伊藤英明。ヒロイン・伊沢環菜には、CMやドラマで多彩な表情を見せる加藤あい。そして海東健、香里奈、伊藤淳史ら若手実力派たちの競演も見逃せない。訓練生達を温かく見守る食堂の職員・夏子役には、ソロシンガーでありユニット「福耳」としても活躍中の杏子が扮し、映画初出演を果たした。そして海上保安学校の主任教官・源 太郎を、映画「アカルイミライ」の圧倒的存在感が記憶に新しい藤竜也が演じる。脚本は映画「ホワイトアウト」(00年、共同脚本)や、「救命病棟24時」シリーズ(CX)の福田靖。極限状態での人間ドラマを生き生きと描く才能に溢れている。また史上初となる海上保安庁全面協力により、リアリティとスペクタクル感溢れる、かつてない映像が生まれた。
- STORY
- 潜水士には全海上保安官中、わずか1%しかなれない、超難関だ。海難救助の最前線にして、もっとも死に近い職場でもある。それを目指す若者たち14名が、50日に及ぶ厳しい訓練を受けるのだ。仙崎大輔(伊藤英明)もその1人。大輔は、主任教官・源(藤竜也)に工藤(伊藤淳史)とバディを組むように命じられる。マスターライセンスを持つ大輔と違い、工藤は訓練では常に足をひっぱる存在だった。しかし、田舎の漁師たちが、海で死なないようにこの仕事を選んだという工藤の純粋さに、大輔は共感を覚える。そして、2人は数々の訓練を、バディとして協力しあい着実にこなしていく。そんなある日、大輔と環菜(加藤あい)は出会う。酔いつぶれ男に絡まれていた彼女を、助けた事がきっかけで、2人は急速に近付いていった。危険度のかなり高い転覆船侵入訓練の日。大輔は工藤の不注意から失神し、病院にはこばれる事態になる。診療を受ける大輔をよそに、工藤はいつのまにか新人ナース・エリカ(香里奈)と意気投合していた。訓練オフの日。工藤は、大輔を無理に連れ、エリカそして環菜とダイビングをする。しかし、そのデートに他の訓練生たち12名も、工藤の応援と称してやってくるのだった。大輔と工藤のバディは、確実に訓練生たちの中心となる存在になっていた。しかし、ある日事故が起きてしまった。
- CASTING
- ●伊藤英明(仙崎) 1975年8月31日生まれ。岐阜県出身。主な出演作は「秘密」(99)、「Blister」(00)、「クロスファイア」(00)、「LOVE SONG」(01)、「陰陽師」(01)、「陰陽師2」(03)など。 ●香里奈 1984年生まれ。愛知県出身。女性誌「Ray」の専属モデルとして現在も活躍中。TVドラマ「カバチタレ!」、「ロング・ラブレター漂流教室」などに出演。篠原監督作品『深呼吸の必要』(04)ではヒロインを務める。 ●伊藤淳史 1983年生まれ。元”チビノリダー”。『鉄塔武蔵野線』で映画初主演。TVドラマ「僕はあした十八になる」では、文化庁芸術祭大賞・上海TV祭主演男優賞。主な出演作は『独立少年合唱団』、『カクト』、『ロボコン』、『鉄塔武蔵野線』、『学校Ⅲ』、『壬生義士伝』など。 ●國村隼 1955年生まれ。大阪府出身。81年「ガキ帝国」で映画デビュー。主な出演作は「ブラック・レイン」(89)、「ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌」(92)、「萌の朱雀」(97)、「殺し屋1」(01)、「KILL BILL」(03)、「ALIVE」(03)など。
- 配給会社
- 東宝